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・8月18日公示・30日投開票の衆院選で、産経新聞社が総支局を通じて序盤情勢を探ったところ、
自公政権への逆風は依然強く、民主党が大幅に議席を伸ばし、第一党に躍り出る勢いを見せている。
民主党は300選挙区で過半数に迫っており、比例代表でも自民党を上回る見通し。
守勢の自民党では、現職閣僚や党幹部も当落線上にあり、危機感が強い。
ただ、投票日まで1カ月以上あり、流動的な部分は残っている。
民主党は、4月の名古屋市長選以降の大型地方選挙で6連勝中と各地で勢いが続いている。7月26日
投開票の仙台市長選でも、自民党は自主投票に追い込まれ、民主党が支援する候補者が当選している。
民主党が圧勝した12日投開票の東京都議選結果をもとに衆院選をシミュレーションすると、東京都内の
全選挙区の情勢は、与党の選挙協力が成功した場合でも11議席にとどまり、選挙協力がゆるめば、
さらに与党が議席を減らす可能性がある。
FNNが18、19の両日行った世論調査では、衆院選の比例代表の投票先でも民主党46・0%、自民党
23・7%と、20ポイント以上の差が開いており、比例での民主党優位は揺るいでいない。衆院選後に
期待する政権の枠組みでも「民主党中心」が38・7%と、「自民党中心」の14・2%を大きく引き離している。
自民党の細田博之幹事長は目標を「自公で過半数」としており、自民、公明の与党両党で過半数の
241議席獲得を目指している。しかし、現状では、かなり微妙な情勢だ。
民主党は、衆院で第一党となり政権交代を果たすことを勝敗ラインとしている。鳩山由紀夫代表は
18日の記者会見で「政権交代が実現できるかどうかが勝敗ライン。一番分かりやすい数字で言えば
過半数だ」と述べ、連立政権への参加を見込む社民、国民新両党と合わせた過半数を目標に掲げる。
ただ、民主党には、鳩山氏の政治資金収支報告書の虚偽記載問題で説明責任が十分果たされて
いないとの指摘もある。選挙戦で、自民党側が展開するキャンペーン次第では、民主党の勢いに
陰りがでる可能性もある。
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