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公認問題でもめていた民主党の群馬4区の候補者がようやく決まった。27日、高崎市内のホテルで
小沢一郎代表代行とともに会見したフジテレビ社員(休職中)の三宅雪子氏(44)=東京都港区=は
「政権交代の節目となる選挙で力になりたい」と抱負を語った。
この日は、分裂状態にあった党県連の新たな体制も決まったが、会見後、今後の取り組みなどをめぐって、
保守系と労組系の県連関係者が言い争う場面も見られ、前途多難な再スタートとなった。
三宅氏は、秋田の自民党衆院議員で6度労相を務めた故・石田博英氏の孫。共立女子大卒業後フジテレビに入り、
経済部の記者を経て最近まで映像企画部副部長を務めた。
三宅氏は「若いエネルギーが満ちあふれており、元気がなくなっている日本を変えるには民主しかないと感じた。
弟に知的障害があるので、障害者の問題などに取り組みたい」と話した。福田康夫前首相(自民)と戦うことに
ついては「福田氏は大変立派な人。厳しい選挙になるが、自分らしい、さわやかな選挙をやりたい」と決意を述べた。
同席した小沢氏は「女性の国会議員が少ないので、優秀な女性候補がいればという思いでいた。(4区は)長年
自民の強い地域だったが、今もそうだとは思わない。群馬県民も大多数が政権を代えなくてはと思っていると
確信している」と説明し、重点選挙区にする考えを示した。
会見では、労組系の富岡由紀夫参院議員を会長に、保守系の中島政希・前衆院議員秘書を会長代行とする
党県連の新体制も発表された。
中島氏は鳩山由紀夫氏と交流が深く、群馬に民主党を旗揚げした中心人物で、そこに角田義一元参院副議長らが
社民党から分かれて合流した経緯がある。角田・県連代表と中島・代表代行という二頭立ての体制だ。
つづく
朝日新聞
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