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・トヨタ自動車は20日、東京・お台場のショールームで、20代前半の母親をターゲットにイベントを開催した。
ファッション誌「iLOVE mama」と共催して、若者の車離れを食い止める狙いだ。カウボーイ帽と三分丈の
ショートパンツ、栗色の髪を丁寧に巻き上げた「ギャルママ」たちが「カワイイ」と歓声をあげたのは、キラキラ
光るラインストーンやピンク色のシールで赤い車体を飾り付けた「プリウス」。
集まった約300人のギャルママの多くはファッションショーを見るために来たという。井上光葉さん(19)は
「プリウスはカワイイ」が、「飾り付けたまま道路を走らせるわけにはいかないから、ほしいとは思わない」と
素っ気ない。3歳の息子と1歳の娘の2人を連れて参加した新井真理さん(26)は「子どもの送迎のために
車はいつか買いたい」というものの、「維持が大変」と現実的で、免許も持ってないという。
アムラックストヨタの塚越企画室長は「カワイイ」という声をどのように車販売に結びつけるかが課題だという。
「若者の車離れというが、これまで販売する私たちもこの世代に近づこうとしてこなかった」と振り返り、さらに
「この世代が振り向いてくれないと、車の未来は暗い」と危機感を募らせる。
「ボーイフレンドが車で迎えに来たら恥ずかしいと思うし、デートでドライブすることがカッコいいとは思わない」と
ブルームバーグのインタビューで語り、立ち会ったトヨタ関係者を驚かせたのは、今回のイベントでトークショーに
出演した藤田志穂さん(24)。若い女性参加の農業プロジェクトなどで知られる「ギャル事業家」だ。
藤田さんは、今の20代女性に「車は古いもの」というイメージがあると指摘する。20代の若者が物を買う時には、
興味を持てること、さらに自分の個性に合っていることの要件が必要と説明した。(抜粋)
URLリンク(www.bloomberg.com)
※前(★1:07/27(月) 14:32:36):スレリンク(newsplus板)