09/07/28 01:51:31 0
・多くの職場では、経済のグローバル化や女性の社会進出により、様々なタイプの人々が存在する
ようになりました。
こうした様々な考えを持つ人々とは、自分と同じ価値観で仕事をすることはできません。ですが、違う価値観の
人と一緒にしていくことで新たな発想が生まれ、とても大きな相乗効果をもたらすといったこともあるのです。
私がいろいろな管理職やトレーナーの方とお話をしていると、ゆとり教育世代の若者に対して「覇気がない」
という印象を持つ方が多いように思います。先日、お目にかかった大手事務機メーカーに勤める新入社員
研修トレーナーは、ゆとり教育世代ついて
◆何を聞いても反応がない ◆言われたことしかやらない ◆物事を前向きに考えない
など「やる気が足りないようだ」とおっしゃっていました。
更に、「昔から最近の若者は・・・と言うが、話しても反応がないから距離が埋められない」と、社会人として
自分達の流儀を理解させることに苦労している、教育担当の先輩社員の悩みもよく耳にします。
ただ、考えてみれば教育担当の先輩社員の多くは20代の後半です。果たして、「ゆとり教育世代」と
「その他世代」にあるギャップはそれ程大きいのでしょうか?
(マスコミなどでは一般的に「ゆとり第1世代」とは、1987年度生まれの人たちを指します。つまり、大卒の
「ゆとり第1世代」が社会人になるのは、来年度の採用からです。しかし、1992年から1、2年生の理科・
社会が生活科になるなど小学校の学習指導要領が改正され、第2土曜日が休日になりました。ですので、
1984年度生まれの人たちから、ゆとり教育の考え方で育ってきた世代と言えるでしょう。)
そして現在、「その他世代」からみれば、受けた教育環境が大幅に違う社会人がみなさんと職場で
対峙する時代になりました。考えてみればゆとり教育の考え方自体が過去の教育を(一部でも)
否定しているものです。そんな教育方針の全く違った環境で学んだ世代が職場で机を並べて仕事すれば、
様々な場面でギャップを感じるのは当然かもしれません。(>>2-10につづく)
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