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息子の入場券使い都議選２回投票 詐偽投票容疑で書類送検
2009年7月29日 12時07分
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今月１２日に投開票された東京都議選で、息子の投票所入場券を使って２人分の投票をしたとして、警視庁都議選違反取締本部は２９日までに、公選法違反（詐偽投票）の疑いで、東京都世田谷区の自由業の男性を書類送検した。
捜査関係者によると、男性は「息子は投票に行かないのでもったいないと思った」と話している。
送検容疑は世田谷区内の投票所で１２日、自分の入場券で投票した後、いったん投票所の外に出て再び息子の入場券を提示して入場し、息子に成り済まして投票した疑い。
世田谷区選管などによると、台帳などで生年月日を確認したが、受け付けの職員は「見た目では分からなかった」と話している。男性がピンク色の目立つシャツを着ていたため、別の職員が気付いて警視庁に通報した。
世田谷区選管は「本人確認はしているが、悪意を持って不正を行われるとチェックは難しい。（詐偽投票分は）誰に投票したか分からないので有効票として数えている」としている。
（共同）