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教育や福祉の現場で起こっている「貧困」をテーマにしたシンポジウムが25日、西宮市池開町の
武庫川女子大で開かれ、「年越し派遣村」村長の湯浅誠さんが講演した。
同大が事務局を務める「武庫川臨床教育学会」の主催。
湯浅さんは、講演で「高度経済成長以降、『貧困は終わった』とされ、40年間語られてこなかった」
と指摘。1990年代に入り格差が拡大する中で、「貧しいのは本人に原因があるとする『自己責任論』
に抑えられ、問題が見過ごされてきた」と分析した。
また、「いす取りゲームで負けた原因を『いすの数』に求めるように、貧困を社会の問題ととらえ直す
ことが必要」と主張。「いじめやニート、老老介護、少子化などの問題の根底にも貧困がある。社会全体
の構造的な問題として対処しなければ、社会の持続性も未来も安心・活力もない」と訴えた。
講演前にあったパネルディスカッションでは、私立保育園園長や元小学校教師らが、家庭内暴力や
給食費未納、生活保護受給者の固定化など、現場での「貧困」の様相を報告した。
▽神戸新聞
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