09/07/24 18:50:14 JAYDZqt60
こういう古風な人間の言う、「一人前」の概念が、どうも俺には
わからない。
定義としてはわかるが、心にしみこんでこない、というか。
アレができて一人前、コレができて一人前みたいなものが、社会には
たくさんころがってるわけだが、残念なことに、それらが、なにか
たいした重要物で、「一人前な人間」というものがなにか魅力を放つ
人間のように把握できない。いわば一人前への「憧れ」みたいなものが
どこからも沸いてこない。
だから、俺は親父から「ビールが美味く感じてこそ一人前」といわれつつも
いまだにアレは苦い水、に過ぎず、上司から「イヤなことに感謝できてこそ一人前」
といわれつつも、イヤなことでも『我慢』ならいくらでも可能ではあるが、さりとて
それに感謝なんてするつもりは絶対になく、そして母親から「結婚して一人前なのよ」
といわれても、ちっとも一人前になるつもりができないまま、今に至っている。
誰か、俺に「一人前になることに魅力を感じるココロ」をください。
俺には、どうしても、どうしても、「世間並み」だとか「一人前」だとか
いった単語で表象されてる数々の事実が、さほど重要で魅力的なものには
感じることができない。
きっと普通の人は、一人前になるためにもっと頑張る動機がわいてくるのだろう。
俺は、欠陥製品なので、そういうところに、強い意欲を感じることが、どうしてもできない。