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★親同士のお見合い盛況
・婚活をテーマにスタートした今回の風。今のところ寄せられているメールは、既婚者からのものが
目立つ。多いのは《出会いの場があるのは結構だが、結婚を前提にするのはどうか》といった声。
《縁の問題なので、無理をしなくても》といった意見もあった。
ブームだからといって、未婚者がみな、婚活をしているわけではない。ただ、「子供には何が何でも
結婚してほしい」と願う親は多いようで、未婚の息子や娘を持つ親同士が子供に代わって見合いを
する催しが盛況だという。前回紹介した行政主催のお見合いパーティーに続き、「親の婚活」といわれる
催しをのぞいてみた。
これらのイベントの先駆けとなったのは札幌の結婚相談所で、平成12年に地元で開いたのが
始まりという。わが子の写真や学歴、職業、趣味、家族構成などが書かれた身上書を手にした
親が“意中の人”の親と話をする光景が繰り広げられた。親同士の思いが合致すると、後日、
子供同士がお見合いに臨むというシステムだが、主宰者によると、毎回希望者が殺到しており、
とりわけ気合が入っているのが30~40代の子を持つ親だという。
「親が結婚するわけじゃないのに、子供が相手の人を気に入るかどうかわからないのでは」という
質問に、参加していた幾人かの親たちは「結婚相手の親との相性は大きな問題。親同士の
気が合えば、結婚生活はうまくいく」ときっぱり言い切った。「親をみれば、どんな子供かわかる」
という声も多かった。そこには「親のお眼鏡にかなう相手」を望む心情が透けてみえた。
なぜこれほどまでにわが子の“良縁”探しに奔走するのかという問いには「黙っていては子供が
婚期を逸する」「寂しい老後を送らせたくない」と答える。「結婚し子供をもって初めて一人前に
なれる」といった声もあった。
親心は理解できなくもないが、子供の人生に多様なライフスタイルを認めようとしない部分も
感じ取れた。こんな親たちについて当人たちは、どう思っているのだろうか。(恵)
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