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東京都八王子市のスーパー「ナンペイ大和田店」で1995年7月、アルバイトの高校生ら
女性3人が射殺された強盗殺人事件で、被害者の口をふさいでいた粘着テープから検出した
DNA型が、極東アジア系の男のものとみられることが捜査関係者への取材で分かった。
八王子署捜査本部は、犯人のDNA型である可能性が高いとみて捜査している。
事件は30日で発生から14年、公訴時効まで1年となる。
捜査関係者によると、粘着テープは女子高生の口と手を縛るために使われた。
口をふさいでいた粘着テープには汗のような成分が付着しており、DNA型が採取できた。
血液型は判別できなかったが、人類学者による分析の結果、中国人や日本人など、
極東アジア系の男である可能性が高いという。このDNA型は、スーパーの関係者や
被害者の周辺者とは一致していない。
使用されたテープは切り口から新品とみられ、事件の1カ月ほど前に発売された
新製品だった。現場から粘着テープ本体は見つかっておらず、スーパーの関係者の
証言などから、犯人が未使用のテープを持ち込み、犯行後に持ち帰ったとみられる。
捜査本部は、愛知県警などから強盗容疑などで指名手配され、逃亡先の中国で
覚せい剤を密輸した罪で中国の裁判所から2007年1月に死刑判決を受けた
日本人の男(66)が「知り合いの中国人がやった」などと周囲に話したことをつかんでいる。
今回のDNA型の結果とも矛盾せず、男が日中混成強盗団の首謀者として、02年以降、
日本国内で資産家宅を狙った17件の強盗事件に関与したとされることから、
捜査本部は証言の真偽を確認する必要性があると判断。日中刑事共助条約に基づいて、
警視庁捜査員による男の事情聴取を中国公安当局に要請している。
*+*+ 中日新聞 2009/07/24[10:24] +*+*
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