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民家に放火したなどとして民生委員らが逮捕された事件で、実行役の元介護士・田向
啓子被告(53)(別の現住建造物等放火罪で起訴)が大阪府警の調べに対し、別の4
件の放火・同未遂事件についても、民生委員・寺谷均美(ひとみ)容疑者(52)に指示
された、と供述していることがわかった。
「日本一の霊能力者」を名乗る寺谷容疑者について、田向被告は「先生の言うことを
聞いたら幸せになれると思った」と話しており、府警は、寺谷容疑者が田向被告を精神
的支配下に置き、利用していたとみている。
府警によると、田向被告は今年2月に大阪市東成区の長屋に放火したなどとして逮
捕、起訴され、昨年4~10月に同区内であった3件の放火、同未遂事件でも追送検さ
れた。
捜査関係者によると、寺谷容疑者は約20年前から霊能力者を称して近隣住民の相談
に応じ、十数人から約1億8000万円の“お布施”を受領。特に寺谷容疑者を崇拝し
ていた田向被告は約9000万円を寄贈していたという。
一方、寺谷容疑者は逮捕容疑となった同市西成区の放火事件直前、被害者の会社役員
(67)の妻に「変なことがあるかもしれない」と電話で“予言”。事件後に「次はご
主人が刺されるかも。100万円で護摩をたいてあげるわ」と持ち掛けており、府警
は、被害者側から信仰を得て金を集めるため、田向被告に犯行を指示していたとみている。
■ソース(読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)