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23日午前2時半ごろ、兵庫県姫路市白国の寺院「随願寺」の駐車場から、少年の声
で「駐車場のトイレの屋根から人が落ち、倒れている」と119番通報があった。消防
隊員が駆けつけたところ、少女が頭から血を流して倒れているのを発見。市内の病院に
搬送したが、まもなく死亡が確認された。少女は当時、車を高速で横滑りさせる「ドリ
フト」と呼ばれる危険な行為を見物していたとの情報もあり、姫路署で詳しく調べている。
同署によると、死亡したのは同市内の中学3年、寺尾祐紀さん(15)。
駐車場内には多数のタイヤ痕が残されており、現場にいた10代とみられる少年ら6
人に事情を聴いたところ、1人が「駐車場内で車をドリフト走行させて遊んでいた」と
話したという。同署は少年らが車を横滑りさせて走らせ、見物していた寺尾さんが事故
に巻き込まれた可能性もあるとみて調べている。
現場は姫路城から北約5キロの市郊外の山の頂上付近にあり、ふもとから駐車場まで
約1キロほどある山道は急カーブが連続している。ふもとには民家が密集しているが
山道に入ると駐車場までの間、民家は1軒もない。
この山道を「ドリフト族」と呼ばれる若者たちが毎晩のように出没し、猛スピードで
車を走らせて遊んでいたという。ふもとに住む女性は「夜中になるといつも数台の車が
タイヤを鳴らしながら山道を走り回り、眠れないほど騒音がひどい」と話していた。
■ソース(産経新聞)(7.23 11:56)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
※写真 少女が死亡していた駐車場。付近には無数のタイヤ痕がついていた=23日
午前9時20分、兵庫県姫路市(濱田大地撮影)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)