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・雲南省昆明市の飲食店が「日本人と犬の立ち入りお断り」と表示していたことが分かった。
現地ネットメディアの雲南網が伝え、人民日報系の環球網も22日に転載した。
店主によると、店を開いたのは2年あまり前で、貼ったのは1年あまり前。警察官に「不適切」と注意された
ことがあるが、自分のやり方を貫くという。
店主は、「中国人として、日本人が中国を侵略し、中国人を虐殺した歴史の一時期を忘れてはならない。
自分のやり方に問題はないと考えている。表示を撤去するつもりはない」と主張した。
環球網は、「日本人と犬」を批判する意見だけを紹介した。市民のひとりは「浅はかなやり方だ。日本人の
客は来なくなる」と述べたという。劉愛国弁護士は「このような表示は人種差別とみなされる。別の角度から
見れば、大衆を扇動していると言える」と批判した。
環球網は、「恥辱と苦痛の歴史を忘れてはならないが、それが恨みをはらすものであってはならない」と主張した。
「かつて存在した『中国人と犬は入るべからず』との表示の屈辱を、中国人は忘れることはできない」、
「日本の侵略で、南京大虐殺をはじめとして、中国は多くの苦痛を味わった」とした上で、「世界は発展した。
中国も、過去のように見下される国ではなくなった。平和と親善を促進せねばならない」と論じた。
同記事について環球網が設けたアンケートでは22日午後5時30分現在、「店側を支持する」とした回答が
71.5%で圧倒的に多い。「反対」は23.7%、「分からない」は4.9%。
書き込みでも、日本に対する敵対心を示す意見が多い。「言論の自由だ」、「日本人に思い知らせろ。中国人全員が
奴らを歓迎しているわけではない。日本人はゴミ民族だ」などがある。「韓国人も加えろ」「米国人もだ」の意見もある。
店側に批判的な書き込みとしては、「偏屈で心が狭い。日本人が見たら、『なんとレベルの低いことか』と
笑い出すだろう」、「こんなことをしていたら、日本人を含め、外国人は来なくなる。それで商売が成り立つのか」
などがある。(抜粋)
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