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流通大手のイオンは22日、農業に本格参入すると発表した。茨城県牛久市から
農地を借り受け、9月中旬から野菜の生産を始める。11月中旬以降に自主企画の
プライベートブランド(PB)野菜として関東地方の「ジャスコ」約15店舗で販売する。
イオンはこれまで農家と委託契約を結んで生産した野菜をPB商品として一部販売
してきた。農業への本格参入により生産から販売までの一貫体制を整え、現状よりも
2~3割安いPB野菜を量産する考えだ。
10日付で全額出資子会社「イオンアグリ創造」を資本金5千万円で設立した。新会社は
牛久市と5年間の農地リース契約を結び、2・6ヘクタールを使って農場を運営。当初、
小松菜と水菜、とうもろこし、キャベツなどを栽培し、初年度は約300トンの収穫を目指す。
農場は3年後に15ヘクタールに拡張する予定だ。生産した野菜は青果市場を通さず、
自社物流網の活用などでコストを抑える。
食の安全意識の高まりや規制緩和により企業の農業参入が相次いでおり、すでにワタミや
カゴメなどが農業を事業として手掛けているほか、流通大手のセブン&アイ・ホールディングスも
昨年参入した。
産経msnニュース 2009.7.22 21:55
URLリンク(sankei.jp.msn.com)