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★自民惨敗2ケタ議席 週刊誌が次々激減予測
・与党が結束を演出したのか、衆議院は、表面上の混乱なく解散した。ところが、週刊誌はどこも、
自民党の議席が激減すると予測している。2ケタ議席にまで落ち込むとしたところもある。どこまでが
本当なのか―。
毎度恒例のことながら、解散のネーミングがメディアをにぎわせている。ネット上では、ヤフーの番付
リサーチなら、「自滅解散」「がけっぷち解散」「追い込まれ解散」がトップ3を占めた。いずれも、
麻生政権の行方を暗示するかのようなネーミングだ。
それもそのはず、新聞各紙の世論調査や週刊誌の議席予測では、自民党に厳しい結果が次々に
出ている。特に、衝撃的なのが、議席予測だ。
週刊現代の2009年8月1日号では、なんと民主党が衆議院で絶対安定多数となる332議席も獲得
するとの大胆な予測をした。これに対し、自民党は、2ケタに落ち込む78議席だ。前回7月4日号の
民主283議席、自民130議席より厳しくしている。
さらに大胆なのは、この「大暴風雨」なら、麻生太郎首相も地元の福岡8区で落選してしまうとしたこと。
自民党の大物も次々に落選するといい、生き残るのは、小渕優子、小泉進次郎、安倍晋三の3氏ら
ほんのわずかだという。
これは極端なケースだが、週刊誌の予測はいずれも厳しい。
週刊朝日の7月31日号は、政治評論家の森田実氏、政治ジャーナリストの野上忠興氏の予測を紹介。
森田氏は、「玉砕選挙」「集団自殺選挙」でもあるとして、民主が安定多数の279議席、自民が141議席と
みている。また、野上氏も、安定多数になる民主261議席、自民160議席の見通しを示した。
そして、両氏とも、麻生首相も危ないとして、△印をつけている。
また、週刊ポストの7月31日号は、野上氏とほぼ同じ予測で、民主261議席、自民160議席としている。
これは政治広報システム研究所の分析結果を紹介した。(>>2-10につづく)
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