09/07/22 17:23:06 BRMsaGNE0
>>368 水爆の原理
水爆は最も圧力・温度が低くても核融合の起きる
重水素と三重水素のD-T反応を使ってる。
重水素は自然界に大量に有るが三重水素は殆ど無いので
苦労して集めたり作ったりしていた。
しかも常温で気体なので冷却液化する装置とか必要で
世界最初の水爆は10.4Mtで重量65tも有った。
やがて重水素をリチウムと化合させる事で常温固体にする
方法が考え出されて小型化できるようになった。
又リチウムに中性子が衝突する事で三重水素ができるので
入手困難な三重水素の入手も不要になった。
ここまでは原爆よりも遥かに低い技術ハードルで作れる。
で、上記を起爆する為に小型の原爆を使う。
γ線や中性子が核融合部室に当たる事で圧力・温度を
瞬間的に高めて核融合反応が起きる。
後は、効率よくγ線や中性子を誘導・反射したり
効率よく圧力・温度を高める為に、添加剤や反射材や
配置を色々工夫している。
つまり水爆の反応材関係+小型の原爆のパッケージを
運搬可能なサイズで作れれば水爆は簡単に作れる。
(原爆の小型化がキモって事)
北朝鮮の場合は原爆単体ですら運搬可能な大きさで
作れているのか疑わしい状態。