09/07/22 02:14:17 0 BE:925887839-PLT(12224)
太陽が月で完全に隠れる皆既日食が22日午前、鹿児島県の種子島南端から
奄美大島北部にかけて起きる。国内の陸地では1963年7月の北海道以来、
46年ぶり。部分日食は好天なら全国で見られ、九州本土では太陽が9割以上欠ける。
鹿児島地方気象台によると22日午前の奄美地方は曇り。所により朝から
雷が鳴る見通しで「日食観測は厳しそう」。福岡管区気象台によると、
福岡県は朝は曇りだが、部分日食の発生時間前後から晴れ始め、
観測できる可能性があるという。
地球からは太陽と月がほぼ同じ大きさに見えるため、皆既日食は太陽と月、
地球が一直線に並ぶことで起きる。今回は鹿児島県のトカラ列島の悪石島や
太平洋上で皆既継続時間が6分を超え、今世紀最長となる。インドから中国、
日本、太平洋にかけて順次見られる。日本での日食は午前9時半ごろから
正午すぎまで。皆既日食は同10時50分すぎに始まる。
部分日食の観測で太陽を肉眼で見ると失明する危険もあり、各天文施設は
「専用眼鏡などを使って」と呼び掛けている。
鹿児島県奄美市(奄美大島)のあやまる岬公園では21日、約280人がテントを張り、
皆既日食を夜通し待った。千葉市から家族3人で訪れた小学3年の島崚君(8)は
「太陽が消える様子を観察したい。明日は絶対に晴れて」と願っていた。
*+*+ 西日本新聞 2009/07/22[02:11] +*+*
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