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子どもたち泣いている！？８・３０選挙で夏祭り直撃
夜店も出せず、職員駆り出され
異例の８月総選挙に各地の祭りもテンヤワンヤだ（写真は大阪・八尾市の「八尾河内音頭まつり」）（クリックで拡大）
総選挙の投開票が８月３０日に固まったことを受け、同２９－３０日に大規模な祭りを開催する地域では関係者が頭を抱えている。
８月中の投開票は１９０２年以来１０７年ぶりのため、総選挙で運営上の変更を迫られるのは主催者にとって初めてのこと。
“免疫”がないだけに、祭りの各事務局は対応に追われている。
大阪・八尾の「八尾河内音頭まつり」は、投開票日の３０日を中止、２９日だけ開催する方向だ。
祭りの実施本部事務局、森本悦次さん（４８）は「のべ２５０人の市職員が祭りを手伝うが、
投開票には職員５００人が動員されるので、祭りの開催は不可能。ただ、完全中止は避け、
１日ですべてのプログラムをこなす方向で検討しています」と、３２年の歴史で初の事態にため息をついた。
計４万人の踊り手が参加する祭りは、１日目に市街地のパレード、２日目に小学校の校庭で大盆踊り大会が行われてきた。
今年は２９日にパレードと盆踊りを一気に行う。「盆踊りの日は夜店が道に出ていたが、同じ日にパレードをやるとなると、
道に店は並べられない。最悪、夜店なしの寂しい盆踊りになるかも」（同）という緊急事態。詳しいことは今後の会議で調整していくという。
東京では踊りの２大イベントを総選挙が直撃する。全国から１万人の踊り手が集結する高円寺（杉並区）の
「第５３回東京高円寺阿波おどり」では、参加者の着替え場所となる小学校の体育館が投票所となるため、
代替の施設確保が大きな問題となった。現在、大型バスを着替え場所とするなど苦肉の策を思案中だ。
～長文につき、つづく～
ZAKZAK 2009/07/21
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