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★中国人の元研修生が審判申し立て 山口、未払い賃金求め
・縫製技術を学ぶために研修生として山口県防府市の工場で作業に従事していた中国人女性３人が
「技術指導を受けず、低賃金で長時間労働をさせられた」として、未払い賃金や慰謝料計約１３００万円を
求め２１日、山口地裁に労働審判を申し立てた。
申立書によると、３人は週６日、１日１３～１４時間、立ったまま自動車の革シートの縫製作業に従事。
休憩は計１時間半しかなく、研修期間中の残業代は１時間３００円だった。不満を言うと「中国に帰れ」
などと怒鳴られ、パスポートや通帳も取り上げられた、と主張している。
技能研修は就労ではないため「研修日当（生活実費）」のみの支払いだが、申立書では「研修」期間中
でも就労実態に応じて最低賃金法に従った賃金請求ができる、としている。
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