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★森元首相、「再編仲人役」へ意欲ほのめかす
21日の衆院解散を前に、与野党はすでに「選挙モード」に入り、論戦も熱を帯びている。
「真夏の決戦」に向けた熱く、長い戦いがいよいよ本格的に始まる。
「政権交代して民主党主導になった時に危惧(きぐ)がある。バラ色のことも言っているが、疑問だ」
自民党の細田幹事長は19日のフジテレビの番組で、民主党の安全保障政策などを厳しく批判した。
一方、民主党の鳩山代表は19日、沖縄県沖縄市で開かれた同党の立候補予定者の決起集会で、
「無駄遣いの多い現在の政権のあり方を根本的に改めない限り、国は変わらない」と政権交代の必要性を訴えた。
麻生内閣の支持率が低迷する中、民主党は勢いづき、与党は守勢に回っている。
選挙後に政界再編の動きが出ると予想する向きもある。
自民党の森元首相は19日のテレビ朝日の番組で、「政局が大混乱になった時に政界再編をどうするのか。
私はいろいろ経験もしているし、多くの人間関係もある。安定させる努力をしなければいけない」と述べた。
元首相が選挙前から政治情勢の混乱を見据え、再編の「仲人役」を担う意欲を示した異例の発言だ。
この日は、麻生首相を支える津島派の津島雄二会長(79)(衆院青森1区、当選11回)が突然、
衆院選不出馬、政界引退を表明した。
青森市で記者会見した津島氏は、「高齢多選への批判、何となく『チェンジしてもらいたい』という流れがある」
と党と自身が置かれた情勢の厳しさを吐露した。
「自民党は解党的な出直しをしなければいけない。新しい、若い人が次の時代を開く政治の必要性を強く感じた」とも指摘した。
津島氏の発言は、首相への「交代勧告」か、それとも「激励」か。
当の首相はこの日、日課である公邸周辺の散歩や約3週間おきの散髪などをしたほかは、首相公邸から動かなかった。
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