09/07/20 05:34:39 xeEOa8ijP
>789
その通りだ。ローマは少しづつ崩壊していった。
だが、小国だったローマが隣国を戦争で下した後も参政権を与えることで強国化していき
カエサルの時期から蛮族をも元老院に加えることで、世界の大帝国になったのも事実だ。
蛮族を加えたことが衰退の始まりと言ってしまうと、その後の長い興隆期間を無視することになる。
ローマの衰退は、初期中期の指導者が万全の防衛体制を完成させたおかげで
長く平和が続き、平和に慣れすぎた市民が防衛への意識を低下させたことが原因だ。
ちなみに、参政権を与えたから興隆したと言っても、弱肉強食の古代の帝国の興隆と
現在の日本の外国人参政権を比べることはできない。
国が膨張する必要もないのに外国人に参政権を与えるべきではない。
だが、ローマ帝国については、蛮族を加えたから衰退したという論はまったくおかしい。