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★【政治部デスクのナナメ書き】拝啓 自民党様「ミニ政党のススメ」
拝啓 自民党様
「選挙に勝てない」と騒ぎたて、つい1年前に選んだばかりの麻生太郎首相(自民党
総裁)を引きずり降ろそうとした最近のゴタゴタは、正直いって大変見苦しいものでし
た。地方選を通じ、国民が自民党に対して何度もダメ出ししているというのに、まだ個
利個略で動いているように見えてならないからです。次期総選挙は惨敗必至です。そう
であるならば、思い切ってミニ政党になる覚悟を持ち、保守政党らしい政策を打ち出し
てみてはいかがでしょうか。
本題に入る前に、最近、政治の現場を見ていて感じたことをひとことだけ書いておき
ます。「ミニ政党のススメ」なんて、自民党の先生方や支持者の方々に失礼なことを申
し上げておいて何ですが、最近、一国の宰相に対し、首相番記者がずい分と無礼で直接
的なものの言い方をする場面が多いなと感じていました。そうしたら、13日付の日経
新聞朝刊に、客員コラムニストの田勢康弘さんがズバリ、核心をつくエッセーを書いて
おられるのでご紹介したいと思います。
田勢さんは、各社の首相番記者が、テレビカメラの前に立つ麻生首相に対し「自民党
に麻生降ろしの動きが広がっているようですね」と質問する姿を見て、「国家運営の最
高責任者に対し、庭掃除をしている隣のおじさんに話しかけるようにして気軽に首相退
陣を話題にするのは日本だけだ」と指摘し、その質問のあり方について、「権力者に斬
り込んでいくわが国のメディアの水準の高さなどという話では決してなく、一国の首相
を侮辱するような質問をすることがジャーナリズムだと錯覚しているだけのことだ」と
断言しています。
(続く)
■ソース(産経新聞)(佐々木類)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)