09/07/19 15:59:52 SdrS+/GT0
>>198の続き
いや、子なし夫婦(DINKS)だって現役時に年金費用を納めてるから
老齢時に年金を受け取る権利がある。他人の子供にただ乗りしているわけ
ではない、という反論は当然あると思う。
その反論は、個人積み立て式年金であれば、正しい。自分が積み立てた額を
引退してから貰う制度だから。しかし、現状の日本の年金制度は、賦課方式
であり、個人積み立て式ではない。(まぁ、401kという制度は出てきているが)
賦課方式というのは、現在の老齢人口を現在の労働人口で扶養するという制度。
自分のために年金を納めているわけではない。平たく言えば、今の老齢人口を
支えるために現役の人間が等しく年金を納めている。
しかし賦課方式には落とし穴がある。それはDINKSが一番得をするという問題。
(現役時に子育てコストを回避し、引退時に年金を受け取るのが一番お得。
現役時に年金を納さめてはいるが、それは子持ち夫婦も同じこと。)
結果、新婚夫婦にDINKSになりたいという誘因が生まれる。そんな
DINKSが増えれば増えるほど、新生児の数は減少し、長期的には
年金制度は崩壊する。それが賦課方式年金制度の最大の落とし穴。