09/07/19 16:39:46 ozy7uwd/0
「祭祀のほとんどが明治時代以降につくられた」は嘘
・四方拝(★平安初期)
平安時代初期の嵯峨天皇の御代に宮中で始まったとされている。
儀式として定着したのは宇多天皇の時代とされ、『宇多天皇御記』の寛平2年旧暦元旦が四方拝が行われた最古の記録である。
・祈年祭(★飛鳥時代)
元々は律令国家の恒例祭祀の一つであり、7世紀後半の天武天皇の時代にはすでに行われていた記録がある。
・大祓(★飛鳥時代)
701年の大宝律令によって正式な宮中の年中行事に定められた。
・神嘗祭(★古来~応仁の乱、江戸時代初期に復活)
古来より、神嘗祭には皇室から神宮に幣帛使が派遣されていたが、応仁の乱以降は中断されることも多くなった。
江戸時代に入り正保4年(1647年)に幣帛使の発遣が復活して以降、今日まで途切れることなく発遣が行われている。
・新嘗祭(★飛鳥時代)
飛鳥時代の皇極天皇の御代に始められたと伝えられている。一時中断されたが、元禄時代の東山天皇の在位中に復活した。
・賢所御神楽(★平安中期)
宮中の賢所で行われる御神楽(賢所御神楽)のことで、古くは内侍所御神楽と言われた。
長保4年(1002年)あるいは寛弘2年(1005年)から隔年で行われるようになり、後に毎年の行事となった。
・○○天皇例祭・・・例祭は明治時代に仏式から神式に移し変えられたもの(★つまり明治以前から仏式で行なわれてきた)