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117億円の税金を投入する国立初のメディア芸術の拠点整備計画が動き始めた。漫
画やアニメ、ゲームなどメディア全般の作品を収集展示し、日本が世界に誇る漫画、ア
ニメ文化を発信することが目的で、仮称は「国立メディア芸術総合センター」。だが、
具体像は見えず、“アニメの殿堂”に賛否の声も上がっている。拠点は本当に必要なの
か。漫画家の立場から細野不二彦さん、里中満智子さんに聞いた。
◇
≪細野不二彦氏≫
無駄なハコモノ
--なぜ反対なのか
「具体的な目的が提示されないうちに補正予算が通ったことに、まず不審さを感じ
る。何が目的で何がやりたいのかが分からない。このような具体性のない計画に117
億円もの税金を使うべきではない。漫画家の立場からも、また納税者である一国民とし
ても納得がいかない。無駄なハコモノはもう作るべきではない」
--原画などの資料を収集して保存、漫画やアニメ文化の保護、育成などを目的とし
ているが
「(ハコモノを作るために)いかにも後から取って付けたような理由だ。漫画で言え
ば、日本ではすでに作品や原画の熱心な収集家は多く、個人や古本屋など民間で漫画文
化を保護できる基盤が古くから十分整備されている。さらに今ではインターネットがあ
るので、どこにどんな資料があるかも調べることができ、センターが掲げるような構想
は、すでに民間レベルのネットワークで機能している。あえて国費を投資し、これから
中途半端な施設を作る必要性があるのか疑問を感じる」
(続く)
■ソース(産経新聞)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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