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★麻生首相批判隠し21日「逃げ切り解散」
麻生太郎首相は17日、21日に衆院を解散する意向を固めた。衆院選は8月18日
公示-30日投開票の日程で行われる。麻生氏の解散戦略に反対する反麻生勢力が開催
を求めた両院議員総会は開かれず、21日にガス抜き懇談会が行われるが、なんと非公
開。党内のゴタゴタをこれ以上、世間にさらしたくないための「麻生批判隠し」だ。悲
願の自力解散へ、逃げ込もうとする麻生氏。その代償で党は分裂したまま、玉砕覚悟の
戦いに突入することになりそうだ。
自力解散のためには、批判も反発もすべて封じ込める。麻生氏は“独裁色”すら漂う
戦略で21日の解散に突き進んでいる。
(中略)
解散ぎりぎりまで混乱が収まらない異例の展開。麻生氏の祖父吉田茂元首相の「バカ
ヤロー解散」にならい「バカタロー解散」といわれるゆえんだが、麻生氏が解散にこだ
わるのは、祖父と同じてつを踏まないためだ。吉田氏は54年、内閣不信任決議案提出
を受け、解散を検討したが、衆院選では与党敗北必至とみた内閣NO・2緒方竹虎副首
相らに猛反対され総辞職した。今回、麻生氏も内閣NO・2格の与謝野馨財務相に解散
反対を示唆された。周辺によれば、麻生氏は祖父の退陣劇を強く意識してきたといい
「ここで折れたら後がない」と、意固地になっているようだ。
麻生氏は17日夕、「一致団結して戦うのが自民党の伝統。先頭に立って戦い抜きた
い」と強調したが、解散にこぎつけても党の混乱は避けられない。離党や新党など、分
裂選挙の可能性も残し、自民党は存続をかけた選挙戦に突入する。
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