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・俳優の佐藤隆太さんは記者会見を開き、23歳の一般女性と結婚すると報告した。すでに妊娠しているという。
最近では元モーニング娘。の辻希美さん、飯田圭織さん、元女優のダルビッシュ紗栄子さん、ダウンタウンの
松本人志さんなどの例がある。
厚労省によると、婚姻関係にある男女から生まれた第1子は50万7276人だった。このうち結婚期間が
「9カ月以下」で生まれたのは13万6271人で、全体に占める割合は26.8%だ。妊娠期間はおよそ10カ月
なので、結婚前にできた子どもと推測できる。
妊娠中の新婦も増えている。ファーストアドバンテージウエディング事業部「LADIRB」の杉浦泰治さんは、
「最近では妊娠中の新婦が全体の3割を占めると思います」と明かす。
ウエディング会社デコルテも「新婦の4割が妊娠している」と話していて、珍しいものではなくなっている。
デキ婚が市民権を得つつあるが、避妊のミスで子どもができちゃった、というネガティブなイメージもある。
そこでブライダル業界では数年前から、「おめでた婚」「授かり婚」「エンジェル婚」などと言い始めている。
LADIRBでは「ママ」と「マリッジ(結婚)」を組み合わせて、「ママリッジ」と呼んでいる。結婚情報誌
「ゼクシイ」では「ダブルハッピー婚」と呼んでいる。
ゼクシイ担当者は、「式を挙げても入籍しない事実婚などのようにカップルの形が多様化していて、
できちゃった結婚もその1つとして認知されるようになっています。引け目を感じているカップルはほとんど
いません。その一方で、デキ婚という悪いイメージのある言い方が残っていてギャップがあるので、
新しい名前で数年前から呼んでいます」と説明する。
妊婦専用の結婚式プランを用意している式場も増えている。
「お腹周りがゆったりとした作りのドレスを用意したり、階段やちょっとした段差がない会場もあり、環境を
整えています。つわりで突然吐いてしまうこともあるので、新婦の前のテーブルの下にバケツを置いたり、
スタッフが飲み物やタオルをその都度差し出す体制にしているところもあります」(抜粋)
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