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車いすで生活を送る奈良県下市(しもいち)町の谷口明花(めいか)さん(12)が、希望した
町立下市中学への入学を拒否された問題で、町と町教育委員会は16日、仮の入学許可を出すよう
義務づけた奈良地裁の決定を不服として大阪高裁へ申し立てた即時抗告を取り下げる、と発表した。
町側は「仮決定とはいえ、すでに生徒が入学している事実を重視した。話し合いで円満解決できる
よう努力したい」と和解を示唆した。
明花さんの母の美保さん(45)は「取り下げにほっとしています」と話した。美保さんによると、
仮入学が認められた明花さんは3日に初登校してから休むことなく登校しており、「毎日が遠足の
ように楽しくて仕方がない様子」という。校舎1階の特別支援学級での学習が多いが、朝の読書の
時間と下校前のホームルームは、4階にある普通学級に担任に背負われて移動しているという。
明花さんが町側に入学許可を求めた訴訟は、今月30日に奈良地裁で第1回口頭弁論がある。
仮入学はこの訴訟の判決が出るまでの措置で、代理人の西木秀和弁護士は「町が争わないのであれば、
こちらから訴えを取り下げる可能性もある」と話している。
▽朝日新聞
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