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・昨年経営破綻した大型遊園地「エキスポランド」(大阪府吹田市)の跡地利用について、ファンド運営会社
「燦キャピタルマネージメント」は16日、米映画大手パラマウント・ピクチャーグループの「パラマウント・
ライセンシング・インク(PLI)」と共同で、パラマウント映画ブランドを冠した大型の娯楽リゾート施設
「パラマウント・リゾート大阪」の開発事業に乗り出すことを発表した。
オープンの時期や総事業費、施設の具体的中身は「現在検討中」(同社)としているが、構想によると、
40万平方メートルの敷地に、世界的なエンターテインメント施設や小売り施設のほか、5つ星ホテルなどで
構成される複合リゾートを建設するという。
PLI側は米国時間15日、パラマウント・リゾート大阪について「パラマウント映画の伝説的な貯蔵フィルムの
感性をちりばめたものを想定している」などとするリリースを発表。同社と燦キャピタルの子会社、大阪投資
マネージメントが最終的な構想計画の策定を進めていることを明らかにした。
PLIのマイケル・バルトック筆頭副社長は「エキスポランド跡地は非常に優れた立地。われわれは長い間、
このマーケットに注目してきた」とコメントした。
今後、大阪投資マネージメントが開発・建築資金の出資を投資家から募集。PLIは出資しないが、自社で
保有する米パラマウント映画の豊富な貯蔵フィルムなどからライセンスを付与するとしている。
一方、エキスポランド跡地を所有する独立行政法人日本万国博覧会記念機構は「正式な話はまったく
聞いておらずコメントできない」と困惑している。そもそも機構は平成22年度末の解体が議論されており、
解体後は土地所有は国と大阪府に権利がうつるとみられるため、「現段階で跡地利用についての判断は
できない」としている。
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橋下徹・大阪府知事の話「大阪府としては大歓迎だ。非常に大きな話ととらえている。実現すれば、
USJと並ぶエンターテインメント施設となる可能性があり、2つの施設で都市を活気づかせる中核施設に
なるに違いない。是非実現するようにがんばっていただきたい」(一部略)
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