09/07/14 08:20:13 0
★麻生首相“身分保障”と引き換えの解散先送りだった
麻生太郎首相は13日、自民党の細田博之幹事長や公明党の太田昭宏代表ら与党幹部と官邸で会談し、
21日の週に衆院を解散、衆院選を「8月18日公示―30日投開票」の日程で実施する方針を表明し、了承された。
首相は早期解散を模索していたが、与党内の強い反発を受け妥協。12日の東京都議選での惨敗により
加速する党内の「麻生降ろし」を封じるための異例の解散宣言に、「追い込まれ解散」「自爆型選挙」との声も上がっている。
首相は13日正午すぎの政府与党連絡会議で、都議選での敗北について
「自民党内のごたごたが都民の判断に悪い影響を与えたことは総裁として申し訳ない」と陳謝。
その上で「今週は臓器移植法改正案など重要法案を成立させ、来週早々には民意を問う」と表明。
同日夜には官邸で記者団に「歯を食いしばってでも頑張らないといけない」と述べ、
自ら先頭に立って戦う決意を強調した。
首相は当初「27日公示―8月8日投開票」の衆院選日程を念頭に、早ければ14日の解散を想定していた。
13日午前の官邸執務室でも細田氏、大島理森国対委員長と向き合い
「衆院解散まで一拍置いたら、中川や武部を抑えられず、危うくなるじゃないか」と、
反麻生の急先ぽうである中川秀直、武部勤両元幹事長の名前を挙げながら、14日解散を譲らなかった。
しかし、都議選結果の影響を懸念する与党内では、態勢を立て直すためにも解散を先送りすべきとの慎重論が大勢に。
細田氏は「せめて1週間待ってほしい」と食い下がり、大島氏も「麻生降ろしに走る議員がいれば衆院選で公認しなければいい」と説得。
首相は執行部などの後ろ盾による自らの“身分保障”と引き換える形で、1週間先送りする妥協案をのんだ。(続く)
スポニチ URLリンク(www.sponichi.co.jp)
記事の続きは>>2-5