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【北京13日共同】日本外務省は13日までに、東シナ海のガス田共同開発で、
日本企業が出資し開発に参加することで合意したガス田「白樺」(中国名・春暁)をめぐり、
中国船が現場に到着し、単独で何らかの作業を実施していることを確認した。
掘削などの開発作業が行われた場合には「共同開発に関する条約を締結するまでは
開発は中断すべきだ」との立場から合意違反として中国政府に抗議する構えだ。
日本外務省は10日、中国側に対し「開発行為など信頼を損ねることは行わないように」
と申し入れを行った。これに対し、中国側は「ガス田の維持管理などの作業だ」とした上で
「白樺の現状は実質的に何ら変わっていない」として単なるメンテナンスだと強調。
外務省は引き続き、情報収集を行うなどして中国側の動きを注視している。
日中両政府は昨年6月、日中中間線付近にある「翌檜」(同・龍井)周辺の共同開発とともに、
中国が開発に着手していた「白樺」に日本企業が参加するとの2点で合意した。その後、
日本側は合意を実施に移すための条約締結交渉入りを再三求めているが、中国側は国内で
「領土主権を放棄するな」などと反発が強いことから「事務レベルで意思疎通を図りたい」
として実質ゼロ回答を続けている。
2009/07/13 18:23 【共同通信】
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