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・「変化を求める国民の意思表示だ」「このままでは解散できない」。
民主が圧勝し、自民が惨敗した12日の東京都議選。次期衆院選の前哨戦とされた攻防の結果を受け、
衆院選の出馬予定者たちの受け止め方は明と暗に分かれた。
東京21区から出馬予定の民主党の長島昭久氏(47)は「国民が変化を望んでいることが明白になった。
衆院選はさらに投票率が上がると思う。民主党政権が行う政治を、財源を含めてはっきりと説明できれば、
無党派層の多くを取り込める」と展望を語った。一方で「『民主に勝たせすぎた』という印象が広がる
可能性もある」と党内引き締めの必要性にも触れた。
前回落選の山花郁夫氏(42)は東京22区での雪辱を目指す。「自民党は『国政選挙と地方選挙は違う』と
主張しているが、都議選の勝利は国民が現状への不満をぶつけた結果だ」と国政復帰への手応えを語った。
静岡1区から出馬予定の前職、牧野聖修氏(64)は「(民主の)各候補者の得票数も圧倒的だった。
この流れは『風』ではなく『潮流』だ。鳩山(由紀夫)代表の献金問題で止まるようなものではない」と断言。
宮城1区から出馬予定の郡(こおり)和子氏(52)は「政権を延命させても、自民党に未来はない。
はっきり下野してもらうべきだ。都議選の結果が衆院選にもたらす影響は大きい」と話した。
一方の自民。東京4区の現職、平将明氏(42)は「中選挙区なので辛うじて議席が取れたが、小選挙区なら
全部負けていた。麻生(太郎)首相以下、執行部は責任を感じてほしい」と話した。衆院選については「総裁選を
前倒しするなり、マニフェストを早急に出すなりして態勢を立て直して戦わなければ厳しい結果になる」と
危機感をあらわにした。
東京3区の石原宏高氏(45)は「解散時期や党役員人事などを巡る麻生首相の迷走がもろに影響した。
『親民主』というより『反自民』の票が多かったことを認識しなくてはいけない」と厳しく分析。「早期解散する
ようなことがあれば、重要法案を成立させるという首相自身の言葉を覆すことになり、支持者離れは
加速する」と解散先送りを求めた。(一部略)
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