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核持ち込み“黙認”、鳩山代表「現実的な対応」
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7月14日23時42分配信 読売新聞
民主党の鳩山代表は14日の記者会見で、日米両政府が核兵器を搭載した米艦船の寄港などを
黙認する密約を交わしたとされる問題について、「非核三原則が堅持される中で、北朝鮮の問題も含め、
必要性があったからこそ現実的な対応がなされてきた。(今後も)その方向で考えるべきだ」と述べた。
安全保障上の観点から、寄港などに一定の理解を示したものだ。
ただ、密約はないとする政府見解については、「矛盾を生じており、政府の統一見解を作り出すことが肝要だ」と述べた。
密約を認めれば、「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」とする「非核三原則」
の見直しにつながる可能性も出てくる。この点について、鳩山氏は記者団に、「(三原則の)見直しと言ったわけではない。
現実を無視はできないので、政権を取ったら日米でよく協議したい。守れるなら一番望ましい」と説明した。