09/07/11 12:22:03 i
(>>1のつづき)
●“大物議員”
現役閣僚でさえ当選がおぼつかないのだから、その他の“大物議員”たちは戦々恐々だ。
「全体的に、自民党のベテラン議員が、民主党の若い候補者を相手に苦戦を強いられるケースが目立ちます。
国民が“チェンジ”を切望していることの表れですよ。閣僚経験のあるビッグネームだからといって、安閑と
していられる状況ではありません。首相経験者が落選してもおかしくないのです」(政治評論家・小林吉弥氏)
一覧表を見ても、落選危機35人のうち、70歳以上が16人。中山元外相に至っては、ナント84歳だ。
海部元首相も78歳の高齢になり、今回は当選が危うい。何にでも口を出したがるキングメーカー気取りの
森元首相も、若い美人候補に追い上げられている。
「スキャンダルがらみの大物議員も厳しいですね。バンソウコウ大臣こと赤城元農相や、失言癖の
太田元農相、“原爆はしょうがない”発言の久間元防衛相もピンチです」(小林吉弥氏=前出)
西松事件で名前が挙がった二階経産相や尾身元財務相も、地元では劣勢が伝えられる。
「酩酊会見の中川昭一前財務相も、“さすがにもう守り切れない”と後援会にソッポを向かれてしまった。
『中川(酒)』だけでなく、『中川(女)』こと中川秀直も今回は厳しい。そろって落選危機です。選挙区は
家族と後援会に任せ、自分は他の候補者の応援に全国を飛び回っていたような大物議員までもが、
地元に張り付いて、これまでにないドブ板を繰り広げている。自民党議員の危機感は相当です」(ベテラン記者)
しかし、今さら悪あがきしてもムダ。政権交代を求める声は止まらない(以上)
※候補者リストは>>3-10に。