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・「便所飯」の記事が掲載されたのは今月6日付の朝日新聞夕刊。1面のトップ記事で、記者3人の署名入り。
手厚い取材陣による“入魂”の記事だったこともあり、掲載直後から各方面の注目を集めた。
検索ランキングでも「便所飯」が急上昇。掲載翌朝の「めざましテレビ」も、この話題を取り上げた。
記事によると、「便所飯」とはトイレの個室で食事する行為で≪学食などで一人で食べている姿を
見られるのが嫌で「便所飯」に走る≫と説明。その“ 証拠”として東大や名城大など各地の大学に
張り出された「便所飯禁止」の張り紙の存在をあげている。関東だけでなく、関西大や関西学院大にも
張られていたという。
だが、いずれの大学も「大学側が掲示したものではない」としており、誰が何の目的で貼ったかは
分からない。それでも朝日は、大阪大の准教授の話として、「私もやった」「友達にいる」といった学生の
言葉を紹介。「便所飯」が若者の間で広がっているかのような記事として掲載した。
記事掲載後、平日の午後に早稲田大学のキャンパスで何人かの学生に聞いてみたが、ほとんどが
「知らない」と答えた。同大法学部3年の男子学生(20)は「入学直後に知った。実際に試したこともある」と
明かしてくれた。ただ、「僕はアニメ研究会に所属し、パソコンの利用頻度も高いオタク。周囲も同じ嗜好の
友人が多い。『便所飯』はそうした一部のネットユーザーの間で広まった言葉です。若者全体に広がっている
とは思えない」とも。
この男子学生によると、「便所飯」はもともと、寂しい学生生活を表す言葉として広まったネットの隠語。
2005年ごろから、一種の都市伝説として一部のネット掲示板などで面白半分に語り継がれてきたという。
「ウィキペディア」にも、何者かが「便所飯」の項目を投稿。結局「便所飯」の項目は削除されている。
こうした経緯から、前出の学生は「今回の報道は、ネットの悪ふざけを真に受けてしまったのでは」と推測。
各大学に貼られた謎の張り紙についても「図柄はすべて同じ。昨年、ウチ(早大)の校舎でも見た。
明らかに『便所飯』の話題にかこつけたネット住民のネタですよ」と断言した。(抜粋)
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