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徳島市津田町の住宅街で今月初め、路上や民家の駐車場に止めていた車計８台が、
クギのようなもので傷付けられる被害が相次いでいたことがわかった。車の持ち主は
「いたずらという言葉では片づけられない」と怒り心頭。徳島東署は器物損壊事件と
みており、住民にチラシを配るなどして注意を呼びかけていく。
最初に被害がわかったのは１日の午後５時頃、住民の男性が家から外に出たところ、
自宅の駐車場に止めていた乗用車のボンネットに、横一直線に傷付けられていたという。
翌２日の午後５時頃には、近くの女性が、遊びに来ていた知り合いの車が傷つけられて
いるのに気付いた。自分の家の車を確認したところ、同様に傷があり、付近の住民の車も
被害に遭っていることが相次いでわかった。
車はワゴン車や軽乗用車などで、ボンネット、助手席のドアなどに横一直線に約５０センチの
傷が付けられていたほか、「ベー」「バーカ」などと文字が書かれたものもあった
。近隣住民によると、この一角は住民以外はあまり通らないが、人目にはつきやすいところだという。
被害に遭った男性（６２）は「いたずらにしては度が過ぎる。腹立たしい」と怒っている。
徳島東署の津田町交番は注意を呼びかけるチラシを作成。住民に地域のパトロールなどを
通じて配るという。
（2009年7月10日 読売新聞）
URLﾘﾝｸ(www.yomiuri.co.jp)
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