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★ソニー、音質でアップル追撃…ウォークマン誕生30年
・ソニーが1979年7月に初の携帯オーディオ機「ウォークマン」を世に送り出し、音楽を外出先で
気軽に楽しむスタイルを定着させて30年。米アップルが2001年に「iPod」を発売して以来、
ソニーの市場シェアは低迷しているが、このところ音質を重視した戦略が消費者に受け入れられ、
挽回の兆しも見え始めた。今後は単に音楽を聴くだけの道具としてだけでなく、ゲームや電話機能を
付加した商品開発も検討し、一段の支持拡大を狙う。
iPodは、アップルの楽曲管理ソフト、アイチューンズやインターネット配信サービスとの連携による
利便性で、急速に消費者の支持を集めた。昨年9月にも、画面に直接触れて操作するタッチパネルを
搭載した「iPodタッチ」に、新たにゲームや辞書などのダウンロード機能を加えて人気を呼び、
世界市場トップの地位は当面揺るぎそうにもない。
これに対し、「本家」のソニーは今年4月、最高級機種として「ウォークマンX」を発売。無線通信機能に
加え、高級オーディオと同水準のアンプを搭載し、外部の騒音を遮断する機能もプラスした。自社の
楽曲管理ソフトだけでなく、CDからアップルのアイチューンズに保存した楽曲の転送も可能で、
iPodからも乗り換えられる。
調査会社BCNによると、国内市場で05年秋に10%台前半だったソニーのシェアは09年6月に
36%に回復。携帯オーディオ市場を支えている若者の心をつかもうと、傘下の音楽会社に所属している
アーティストがソニー製品の浸透を図るキャンペーンを展開するなど、需要掘り起こしにも力を入れている。
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