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★静まりかえる自民党 「嵐の前の静けさか…」 各派領袖「腹の探り合い」
東京都議選の投開票を12日に控え、自民党は奇妙な静寂に包まれている。
麻生太郎首相が主要国首脳会議(ラクイラ・サミット)出席のためイタリア外遊中である上、
解散を見据え、多くの衆院議員が選挙準備を本格化させ、地元選挙区に張り付いていることが大きいが、
都議選で自民党が大敗すれば「麻生降ろし」が本格化するのは必至の情勢だ。
派閥領袖らはさまざまな思惑を秘め、水面下の動きを続けているが、自民党への
逆風をはね返すような好材料は見つかっていない。やはり嵐の前の静けさなのか。
「麻生さんはリリーフピッチャーだ。衆院選後に新総裁を選べば、また民意を得ない総裁となる。
だから総裁選をやって先発ピッチャーを選ばなければ…」
8日午前11時、武部勤元幹事長は党本部5階の党改革実行本部長室で1回生議員らの
勉強会「新しい風」の総会を開き、おなじみの総裁選前倒し論をぶち上げた。だが、出席者はわずか5人。
首相の「信任投票」を呼びかける清水鴻一郎衆院議員だけが「そうだ!」と合いの手を打ったが、他の議員は口をつぐんだ。
7日にも不穏な動きがあった。「反麻生」の急先鋒(せんぽう)である山崎拓、加藤紘一の両元幹事長が
7日午後、高村正彦前外相、船田元元経企庁長官らを国会図書館に集め、秘密会合を開いた。
山崎氏らは都議選後の政局に向け、党内の雰囲気を探りたかったようだが、
出席者からは「麻生降ろしになると党のイメージがますます悪くならないか」など
消極論が相次ぎ、何の結論も得ないまま終わった。
麻生降ろしが本格化しない最大の理由はここにある。
もし都議選後に首相を退陣に追い込めば、安倍晋三元首相、福田康夫前首相に続く「政権放り出し」批判を浴び、
誰が新総裁になっても自民党は「政権担当能力なし」のレッテルを張られてしまう。
産經新聞 URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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