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「世界最大のチョウ」標本密売容疑で全国初摘発 警視庁
世界最大のチョウとされる「アレクサンドラトリバネアゲハ」など、絶滅の恐れが高い動植物の保護を目的とした
ワシントン条約で商取引が禁じられているチョウの標本を密売したとして、警視庁は、
埼玉県北本市西高尾1丁目、チョウ標本店「アポロ」経営、反町康司容疑者(49)を
種の保存法違反の疑いなどで8日に逮捕し、発表した。
同庁によると、チョウ標本の闇取引の摘発は全国初。
反町容疑者は高価な標本だと1頭約80万円でインターネットを通じて収集家に販売していた。
反町容疑者はチョウの図鑑編集にも携わるなど、収集家の間では知られた存在という。
生活環境課と池袋署によると、反町容疑者は06年8月~昨年11月、自らフランスから小包で発送した
アレクサンドラトリバネアゲハの雄などワシントン条約で規制された4頭を横浜市の会社員ら4人に計172万5千円で販売した疑いがある。
「イタリアで買った」と供述しているという。
アレクサンドラトリバネアゲハはパプアニューギニア東部にだけ生息し、
羽を広げると23センチ以上になり、世界のチョウの収集家の人気が高い。
反町容疑者はフィリピンだけに生息する「ルソンカラスアゲハ」、
ジャマイカだけに生息する「ホメルスアゲハ」についても標本を密売していた。
朝日新聞 2009年7月8日11時38分
URLリンク(www.asahi.com)
1匹80万円で密売していた「アレクサンドラトリバネアゲハ」=警視庁提供
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