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・オバマ政権下の米国では日本の存在がますます小さくなる。「ジャパン・パッシング」から、「ジャパン・
シンキング」(日本沈没)か―。こんな印象までを感じさせる米国議会の公聴会が開かれた。
米国の目に映る日本の現状の少なくとも最新の一側面として報告しよう。
証人はハーバード大学教授で元国防次官補のジョセフ・ナイ氏、戦略国際研究センター(CSIS)
日本研究部長で元国家安全保障会議アジア上級部長のマイケル・グリーン氏、ジョンズホプキンス大学
日本研究所所長で元駐日米国大使特別補佐官のケント・カルダー氏、ジョージタウン大学教授で
元日米ビジネス評議会会長のアーサー・アレクサンダー氏の4人だった。
◆次々と日本の国力低下を憂う識者たち
ローラバッカー議員も発言し、米側では日本が不当に軽視されているという点を強調した。
「日本は米国が国際的な紛争や計画に取り組む際にそれを支援することでは世界一だといえます。
しかし不運なことに、米側には日本のその協力を当然視し、重視しない向きが多い。ワシントンの
政策決定者たちも日本の真価をきちんと評価せず、その一貫した対米支援の行動を当然と
受け取っています。日本を軽視しすぎるのです」
ローラバッカー議員は日本をもっと重視すべきだと熱弁をふるった。だがその前提は日本軽視の傾向が
存在する、ということである。
この点はグリーン氏も明確に語った。
「米国の政権の内外には、日本はもう使用ずみの用品であり、日本に協力を求めることはもう
やめるべきだ、日本は大国ではなく中級国家なのだ、という声がとても多くあります。確かに経済面では
日本の沈下は顕著です。今年2月の日本の輸出は前年同期から50%の減少です。昨年
第1四半期のGDPの伸びはここ35年間の最悪です。日本の国家財政の赤字はGDPの170%に
達しました」(>>2-10につづく)
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