09/07/08 11:01:19 X/myozBi0
結局、民主党が言ってるのは、こっちの金を削ってあっちへ回すって事でしょ。
それがどういう意味なのかここが詳しいよ。
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実際問題として民主党方式の「○○を削って、景気対策を打つ」というのは、現実の日本経済の役にはほとんど立ちません。
例えば、民主党の景気対策の一つに、
「公務員の人件費を削減し、景気対策を打つ」
というものがありますが、公務員の人件費とはGDPの「政府最終消費支出」項目に該当します。
公務員の人件費を削るというならば、この部分を削り取るということなので、その分だけ日本のGDPは減少してしまいます。
たとえ削り取ったお金を他の部分に回しても、トータルのGDPはほとんど増えないでしょう。
散々繰り返したように、日本の「唯一の問題(注:経済の)」はフロー(GDP)が活性化しないことです。
景気対策とはすなわちフローを活性化させることなのですが、そのための原資を「フローを削り取って」調達しては、何の意味もありません。
「景気対策」と銘打つ以上、国債でも税金でもプリンティングマネーでも政府紙幣でも何でも構いませんので、
「新たに」お金を引っ張ってきて、フローに突っ込む必要があるのです。
ところが、民主党の景気対策は「フローからお金を引っ張ってきて、フローに突っ込む」という、何がやりたいのか分からない、
「ああ・・・。こいつらは本当に、本当に経済について全く何も分かっていないんだなあ・・・」
という感想しか出てこないほど低レベルのものなのです。と言うか、そもそも景気対策になっていません。
三橋貴明
作家・中小企業診断士
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