09/07/08 06:12:37 0
★保育士採用試験:全盲女性を門前払い 大阪市
・大阪市の昨年度の保育士採用試験で、受験資格を満たしている全盲の女性が点字での受験を
認められず、門前払いされていたことが、関係者への取材で7日分かった。同市こども青少年局は
「特別の配慮はできない」と説明するが、識者から疑問の声が上がっている。女性は国家資格の
保育士資格を持ち、私立保育園で8年にわたる実務経験もある。女性は「今秋の試験に挑戦したい。
障害を理由に、受験さえ認められないのは納得できない」と訴えている。
大阪市在住の小山田みきさん(31)。未熟児網膜症のため全盲になった。幼稚園での楽しい思い出が
心に残り、保育士を目指して、京都市の華頂短大幼児教育学科に進学。01年、保育士資格を取得した。
小山田さん以外に、全盲の保育士は「聞いたことがない」(厚生労働省)という。同年9月から、大阪市
天王寺区の私立「四天王寺夕陽丘保育園」に勤務しているが、契約職員のため、公営保育所を
目指すことにした。
大阪市の昨年度の保育士採用試験(短大卒程度)の受験資格は、74~89年生まれの保育士資格を
持つ(見込みを含む)者。条件を満たしている小山田さんは昨年9月、市に点字受験について問い合わせた
ところ、「視覚障害者が働く職場は確保されていない」などと受験を断られたという。
市長あてに点字受験を求める嘆願書も提出したが認められず、同市は「視覚障害のある保育士が
保育業務に従事するにあたって、どんな課題があるか整理していく」(こども青少年局)と回答した。
小山田さんは1年待って今年6月、今秋の受験について同市に尋ねたが、同局は「試験は競争なので、
働く条件が同じなのが前提。一部の人を特別扱いできず、点字受験の導入は考えていない」と回答し、
受験すらできない状態は変わっていない。(>>2-10につづく)
URLリンク(mainichi.jp)
※画像:URLリンク(mainichi.jp)
※前:スレリンク(newsplus板)