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石川県内のパチンコ店が減り続け、一昨年末から10店が姿を消した。
県外資本の大型店進出に伴う過当競争に加え、不況の影響で愛好者の客離れが進み、
店舗数は最盛期の17年前から約3割減った。不景気にも強いと言われた業界に
淘汰の荒波が押し寄せており、各店は玉の貸し出し料金と出玉の交換率を同等に
したり、射幸性を抑えて長く楽しめる遊技台を設置するなど、生き残りに知恵を絞っている。
県警生活安全企画課によると、県内のパチンコ店は1992(平成4)年の
148店をピークに右肩下がりで減少し、2006年末に123店、07年末に
117店、08年末に107店となった。
業界関係者によると、約5年前から県外資本の大型店が金沢市や小松市など
国道8号沿いに次々と進出。交換率を同等にして多数の遊技台をそろえており、
交換率が大型店よりやや低い既存店では客が離れ、資金繰りに困って閉店を
余儀なくされたケースがここ数年見られたという。
さらに、不景気の影響で使える遊興費が限られ、パチンコ店を訪れる回数を減らす
愛好者や、これまでのパチンコ代を別の費用に充てる客もおり、
客足が減った店も見受けられるという。
金沢市西泉、高柳町周辺では、県外資本などの大型店の出店が計画されており、
業界関係者は「業界を取り巻く環境は厳しい現状。客の争奪合戦は今後も
繰り返されるだろう」と話している。
*+*+ 北國新聞 2009/07/08[04:28] +*+*
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