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【ウルムチ7日共同】中国新疆ウイグル自治区ウルムチ市内で7日、
多数の漢民族住民がウイグル族側の5日の暴動に抗議、
鉄パイプやシャベルなどを持ってデモ行進した。数万人規模とみられ、
一部が暴徒化し、ウイグル族が経営する多くの商店を壊し始めた。
当局が厳しい警戒態勢を続ける中、漢民族とウイグル族の住民同士の対立は一段と激化、
混乱に拍車がかかっている。
新華社電によると、自治区当局は7日、夜間外出禁止令を出した。
漢民族の住民側は中国の国歌を歌いながら「民族分裂主義に反対する」「犯罪者に正義を」
「ウイグル族を殺せ」などと叫び市内を行進。武装警察部隊が設置した検問所も突破し、通りを埋め尽くした。
ロイター通信によると、漢民族住民数百人がウイグル族経営の別の店舗を襲い、
警察側が催涙ガスで取り締まる事件も発生。新華社は7日午後も集団で路上の男性を襲ったり、
警察車両に車を突っ込ませる事件が起きたと混乱ぶりを伝えた。
一方、自治区当局者は7日、ウルムチ市内で記者会見し、米国亡命中のウイグル人女性活動家
ラビア・カーディルさんと、ラビアさんが主席を務める在外亡命ウイグル人独立派組織の
世界ウイグル会議(本部ドイツ)に対し、暴動を画策したと激しく批判。暴動の規模は
「新中国建国以来、新疆で発生した事件の中で人的、経済的被害が最も深刻」と指摘した。
ウルムチ市内などでインターネットや国際電話を遮断していることについては
「(在外組織と)犯罪分子の連絡を遮断するためで、不便をかけて申し訳ない」と述べた。
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