09/07/07 22:39:25 78zuajdE0
続き
結局、「ヤミ献金」とパーティ券の購入で、あわせて約五千万円を鳩山氏に渡したことになる。
では、私は鳩山氏に何を期待して五千万円ものカネを渡したのか。むろん初出馬の際のパーティ券購入は、単なるお付き
合いだった。その後は、はっきり言ってしまえば、「ウラウス・リゾート」がらみということになる。
ただ、それは一部マスコミが書いたような、スキー場を作るための「保安林指定解除の働きかけ」ではない。指定解除の
問題はこの段階ではすでにゴールが見えていた。私が利用したかったのは、鳩山由紀夫というクリーンなイメージそのもの
だ。知名度は抜群だし、「鳩山家のプリンス」という肩書きもある。そんな政治家が「ウラウス・リゾート」を応援してい
るということは、計画をすすめるうえでも、ゴルフ場の会員権を売りさばくうえでも多大なメリットがある。悪い言葉で言
えば、相当な利用価値がある。だから、「牛や」の会合に鳩山氏を呼んだ時は「初出馬の時に出した金はムダにならなかっ
た。俺も先見の明があると」と一人ほくそ笑んだものだった。
しかし、私が期待した「客寄せパンダ」あるいは「広報宣伝マン」としての役割は、実際にはほとんど果たしてもらえな
かった。
続く