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★麻生首相の早期解散シナリオ崩壊 「不穏な空気」もなお…
6日午前、閣議前に首相官邸4階の閣僚応接室に現れた首相にいつもの笑顔はなく、
静岡8区選出の塩谷立文部科学相が立ち上がり、沈痛な面持ちで一礼すると無言でうなずいた。
「静岡は静岡、都議選は都議選だ。次は都議選だから、公務に差し支えない範囲で、
都連と連携して応援してほしい。その都度がんばろう」
閣議後の閣僚懇で首相はこう話し、各閣僚に都議選の応援を求めた。首相は記者団にも
「地方選が国政に影響を与えることはない」と強弁したが、閣僚を総動員して敗北すれば責任は免れない。
首相はもともと、7月2日に内閣改造と党役員人事を行った上で静岡県知事選に勝ち、
外遊中に解散方針を打ち出す考えを示していた。
ところがこのシナリオは完全に崩れた。
外遊中に下手にメッセージを発信すれば、麻生降ろしに火がつきかねない。
首相のサミット外遊時には恒例になっている同行記者との内政懇も中止してしまった。
一方、結局実現しなかったとはいえ、党役員人事が浮上したことによって、
クビになるはずだった党執行部の指導力はますます弱まっている。
6日昼に国会内で開かれた政府・自民協議で細田博之幹事長は
「首相が外遊中に総裁選前倒しなど言わせないようにしよう」とハッパを掛けたものの、
白けたムードが流れたという。(続く)
産經新聞 URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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