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18~34歳半数 子ども欲しくない
京都市調査「出産、育児に費用」
京都市は、2010年度から5年間の新しい子育て支援計画を策定するために実施した
「結婚と出産に関する意識調査」の結果をまとめた。「子どもが欲しくない」と回答した人が半数近くに上り、
理由として「出産・育児などにお金がかかる」など経済的な理由を挙げる人が目立った。
調査は子育て支援計画策定の資料にしようと、昨年12月に18~34歳(同4月1日現在)の
市民6500人を対象に実施し、2140人から回答があった。
回答者のうち、結婚していない人は1252人で、結婚しない理由(複数回答)を聞いたところ、
「結婚したい異性に巡り合えない」が38.5%と最も高く、
「結婚後の経済的な生活基盤に不安がある」(32.3%)などが続いた。
また、「子どもが欲しくない」と答えた人も970人に上った。
理由は「出産・育児などにお金がかかる」が45.7%と最も多く、「育児と仕事の両立が困難」も20.2%だった。
子どもを持つために求める条件は「子育て・教育費の負担軽減措置」(40.4%)がトップだった。
市児童家庭課は「結婚や出産を希望していても、経済的な不安から踏み出せない人が多い。
調査結果を今後の子育て支援施策に反映させたい」としている。
京都新聞 Kyoto Shimbun 2009年7月6日(月)
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