09/07/06 05:42:48 TpOzo+wU0
>>888
887ではないが、結構有名な事件だからぐぐったらいっぱい出てくるよ。
『サレジオ高校首切り事件』
1969年に起きたサレジオ高校の生徒達によるいじめ殺人事件。
サレジオ高校に通っていた男子生徒Aは、男子生徒Bとは、仲は悪くなかったものの、中学時代からいつも馬鹿にされ、いじめられていた。
AはBに、新しい鞄を踏んだり投げたりされたり、辞書を取られて大嫌いな毛虫をはさまれたりしたこともあったという。
(Aは事件後の精神鑑定時、BはAのようにおとなしい相手に意地悪することがしばしばあったと述べている)。
事件当日の放課後、AはBと山へ行った。その時、Aは、2日前に万引きしたナイフをBに見せたが、
Bは、ナイフに関心を示さず、Aをあだなを呼んで「やはり豚に似ているな」と言った。
A は、Bが崖を登り降りしているのを見る内に、いままでにうけたいじめを思いだし、急に憎らしさがこみ上げ、発作的にBの首を登山ナイフで刺した。
Bが振り向き、Aは、夢中でBを刺した。Bが倒れた後、Aは、Bからの更なるいじめを恐れ、Bを殺すことを決意し、10分以上もの時間をかけてBの首を切断し、その首を蹴飛ばした。
ナイフは現場近くの土の中に埋めて隠蔽した後、Aはこわくなって自分の肩も2回ナイフで刺して襲われたように偽装した後、車でとおりかかった人に、
「不良の3人組に襲われた、友達が殺された」と嘘をついた。学校の教師たちはAの言葉を疑わなかった。
4 月25日、Aは警察署の取調室に父親と一緒につれてこられた。警察は、Aの怪我を父親つきそいのもと取り調べた。
Aは、犯行を隠すために、「不良に襲われた。」と話すなど、これまでの供述の辻褄を合わせようとしたが、父親が帰った後、
巡査部長ら3人に「これまでの供述は矛盾だらけだ。本当のことを言いなさい。」と言われ、午後6時15分、AはBの殺害を自供した。