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つぶらな瞳で魚を見つめ、獲物をくわえて悠々と歩み去る。
早朝の漁港、ファインダー越しの姿がほほえましい。
宮城県石巻市の田代島は、同市中心部の南東約15キロ、石巻湾に浮かぶ面積3・14平方キロの島。
人口70人ほど。一方、島に暮らすネコは約100匹にのぼる。
島の中心部に「猫神様」を奉る「猫神社」がある。由来では、漁師が石を砕いて錨(いかり)を作っていると、
破片がネコにあたり傷を負わせてしまった。そこで、ネコの安全と大漁を祈願して建立されたという。
「ネコは、昔からいじめないんだ」。そう話すのは、江戸時代から続く定置網漁「大謀(だいぼう)網」で、
漁を統括する「大謀」を務める山道正義さん(58)。「悪さをしないし、かわいい」
大漁を約束する神様として大切にされ、離島という地理的条件も一役買って島は“ネコの楽園”となった。
(写真報道局 安元雄太) 7月5日13時54分配信 産経新聞
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田代島・仁斗田漁港、えさの横取り。相手がくわえる魚に手を伸ばして、ぱっと飛びつき、魚の頭から下をゲット=宮城県石巻市
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
田代島・仁斗田集落、民家の軒先でえさをねだる=宮城県石巻市
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
田代島・仁斗田漁港、船の上でくつろぐ=宮城県石巻市
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
田代島・仁斗田集落、まかれたえさに殺到=宮城県石巻市
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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