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奈良県桜井市の近鉄桜井駅で、桜井市内の私立高校3年、浜田知哉(ともや)さん(18)=同県橿原市=が刺殺された事件で、
殺人未遂容疑で現行犯逮捕された同高校3年の男子生徒(17)が「(浜田さんと)仲が良かったのに、急に相手にしてくれなくなったので、
殺意を抱いた」と供述していることが、捜査関係者への取材でわかった。県警は2人の友人関係の変化が犯行につながったとみて、
詳しい経緯を調べている。
県警の発表や同校の説明によると、2人は県内の同じ市立中学校の出身だった。同じ高校に進み、初めは仲が良かったが、
今年3月、浜田さんが「生徒から暴力をふるわれた」と訴え、学校側が生徒に事情を聴いたところ暴行などを認めた。
生徒は反省の態度を示し、その後変わった様子はなかったという。
県警によると、生徒は調べに対し、浜田さんについて「仲が良かったのに、昨年9月ごろから口をきかなくなった。
腹が立って6月ごろから殺してやろうと思った」と供述。包丁については、「4、5日前に買って自室の机の中に置いていた。
きょうやろうと思い、自宅を出るときに包丁を通学かばんに入れた」と説明しているという。同校はこの日が期末試験の最終日で、
生徒は「学校には行くつもりだった」と言い、かばんの中身などからテストの準備もしていたという。
県警によると、生徒は会社員の父親と母親の3人家族。高校ではバレーボール部に所属し、6月に引退していた。
また県警によると、浜田さんは3カ所に刺し傷があり、死因は失血死とみられる。浜田さんと生徒はこの日朝、
近鉄大阪線の同じ駅から乗車し、車内でも同じ車両だった。電車が桜井駅の2階ホームに到着後、
生徒は先に降りて改札へ向かう階段付近で、浜田さんが来るのを待ち伏せしていた。
浜田さんがいったん通り過ぎた後、背中を刺し、振り返ったところ腹を刺したという。
奈良刺殺 容疑の高3「急に相手にしてくれなくなった」
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