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(>>1の続き)
桜井署によると、2人はこの日、近鉄耳成(みみなし)駅から同じ車両に乗車。男子
生徒が先にホームに降りて濱田さんを待ち、通り過ぎたところで背中を刺したといいう。
放置されたままの包丁
2人の高校生の間に、いったい何があったのか。4日朝、奈良県桜井市の近鉄桜井駅
で起きた高校3年の男子生徒による同級生刺殺事件。逮捕された男子生徒は死亡した濱
田知哉さん(18)について「自分への態度に腹が立っていた」と話したという。ホー
ムに広がる血だまりと、放置されたままの包丁。通学途中の凶行に、期末テストのため
登校する生徒らでにぎわっていたいつもの駅は一転、物々しい雰囲気に包まれた。
近鉄によると、この日午前8時ごろ、利用客から「客同士が上(2階ホーム)でもめ
ている」と連絡があった。助役(59)が現場のホームに駆け上がると、制服姿の高校
の男子生徒が血を流して倒れ、すぐそばにもう1人の男子生徒がぼう然と立っていたと
いう。助役は自らの制服を脱いで倒れている男子生徒を止血し、駅係員(41)が桜井
署に通報。男子生徒に「やったのか」と聞くと、震えながらうなずいたという。
2人と同じ電車に乗っていた同級生によると、逮捕された男子生徒と濱田さんは1年
生の時は仲が良かったが、2年生の時にけんかして仲が悪くなり、男子生徒が濱田さん
を避けていたという。同級生は「(男子生徒は)落ち着かない様子だった。電車を降り
てホームを歩いていると、濱田さんの叫び声が聞こえてきた。驚いた」とショックを隠
しきれない様子だった。
当時、駅にいたタクシー運転手の森岡宏泰さん(56)によると、男子生徒はグレー
のズボンに白いシャツ姿だったが、腹部から背中にかけて血で真っ赤。右のこぶしも真
っ赤だったが、「しゃきっとしているように見えた」という。一方、刺された濱田さん
は上半身裸で呼吸器をつけたまま担架で運ばれていたが、顔色はまっ白だったという。
(続く)
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